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赤岳① ~熊?雪?〜 

2021.9.6-7

南八ヶ岳で初めての縦走登山を計画しました。

1日目・美濃戸口から行者小屋、テントを張って軽身で阿弥陀岳、赤岳を縦走して行者小屋に戻りテン泊

2日目・行者小屋から地蔵尾根を登り横岳、硫黄岳を縦走し赤岳鉱泉でテン泊

3日目は赤岳鉱泉から下山

はじめて、山で2泊する計画です。

1泊だけのテン泊ではきれいなテントを張って、翌日は取り合えず持って帰ればそれで良いだけなので気が楽でしたが2泊以からは翌日再度テントを張る事を考えないといけないので1泊と2泊以上では結構違うという認識でしたので自分のなかでは新たなチャレンジでした。

 

8:15

美濃戸口の八ヶ岳山荘に到着です。サービスエリアでの仮眠で寝過ごして3時間ほど出遅れたのでこの時点で阿弥陀岳は諦めました。

八ヶ岳山荘

予定では赤岳山荘まで車で行くつもりですが林道の状態が微妙。事前のリサーチでは夏山シーズンの初めの方は凸凹が補修されて通りやすいがシーズン終盤には補修が傷んでかなりの凸凹状態との事だったので一旦車を止めて徒歩で様子を見に行きました。

私の車はミニバンなので悪路での走破性は皆無・・もしスタックしたらその時点で今回の山行は中止、その上他の林道利用者にかなりの迷惑を掛けることになる・・(-_-;)

予定外のロスになりますが手堅く八ヶ岳山荘に駐車して林道は歩く事にしました。

このような、私含め登山者が求めているがあまり無い情報は貴重だと思っているので林道の写真を多めにアップしよと思いましたがグーグルマップのストリートビューでこの林道も見れますね(;゚Д゚)すごい。

 

8:50

色々悩んだあげく林道の徒歩スタートです。

美濃戸口からの林道

美濃戸口からの林道

美濃戸口からの林道

美濃戸口からの林道

美濃戸口からの林道

9:50

赤岳山荘

赤岳山荘

林道を通ってきた車の車種に興味がありまじまじと見たのですがノアやフィットなど特別最低地上高が高くない車も止まっていました。悪路に慣れている方ならあのくらいのコンディションの林道でも大丈夫なんですね。

赤岳山荘駐車場

10:00

いよいよ登山道が始まります。

南沢ルートを行きます。

北沢/南沢分岐 登山口

沢登山道

沢登山道

沢登山道

沢登山道

沢登山道

写真を見てもわかるように南沢ルートは(北沢は歩いたことがないです)苔が凄い!

屋久島の白谷雲水峡の苔もすごくきれいでしたが、この南沢ルートは苔が見られる長さと奥行が段違いに感じました。苔好きの方、必見ですね。

 

苔に癒されながら順調に進んでいた私にココでヒヤッ(;゚Д゚)っとする瞬間が!

 

 

どうですか?

何か見えますか?

この赤丸の部分です。

(;゚Д゚)この瞬間、私には熊に見えたんです。

本当に血の気が引きました。

 

動けずに固まっていると、向こうも動かない( ゚Д゚)???

( ゚Д゚)???

(*´▽`*)熊かと思たら石かーーい。

 

ほんまに怖かった。ほんまに・・。

この後また、苔の癒しで気持ちを立て直します。

沢登山道

沢登山道

苔の森を抜けると枯れた河原に出ました。

前方には荒々しい山が見えてきました。

13:05

行者小屋到着です。

行者小屋

小屋に付きテン場の手続きを済ませ一服した後、テント設営をしているとポツポツ・・

雨か( ゚Д゚)?

雪か( ゚Д゚)?

雹や!(;゚Д゚)!!!

ぽつぽつと

ここから一気に雹が降ってきました。

テント設営の真っ最中だったのでせめてフライを掛けるまではと避難もできないまま必死でテントを立てました。

突然の雹

雹襲来

何とかテントを立てて小屋に避難。

雹はさらに勢いをまして15分くらい降り続きました。

この日下山予定の方々は突然の雹と雨によって沢の増水が懸念されるのでいつ下山するかを悩まれていました。

沢を渡るルートの場合、増水による日程の変更も考慮する必要性を実感しました。

夕方前には天気も回復し夕暮れの行者小屋。

夕暮れに明かりが灯る小屋、バックには八ヶ岳連峰。

絵になる瞬間です。

雰囲気が抜群の行者小屋

雰囲気が抜群の行者小屋

この日はこの後晩御飯を食べて就寝。

赤岳登山は翌日に変更しました。続く。

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