登山道具でテント泊では必ず持っていく道具の1つにガスバーナーがあります。
登山を始めた時に何を買えばいいのかわからず悩みました。
そこで私が使っているガスバーナーとガスを紹介しようと思います。
これから登山を始めようと考えている方の参考になればうれしいです。
私が初めて、ガスバーナーを買ったのは登山を始めてから初めてテント泊をした槍ヶ岳登山の時です。
- バーナー候補 SOTOの2種類
- SOTOの2種類 価格差は?
- 初めて買ったバーナー アミカス
- 高所使用時の注意点
- ウインドマスターへの憧れ
- アミカスとウインドマスターの違いは何なのか?
- 改めて魅力的なアミカス
- お勧めアイテム
テン泊登山を計画するにあたり色々準備を進めるなかでバーナーは何にしようか調べました。
バーナー候補 SOTOの2種類
初めに候補に挙がったのは次の2種類です。
SOTO ウインドマスター
SOTO アミカス
SOTO一択かよ!って思われると思いますがグレーの缶でメタルスライムみたいで何か惹かれSOTO一択になりました。(笑)
また、SOTOのOD缶は1種類しかないんですけど、他メーカーのハイパワーガスと同等の性能を持っているので登山でも安心して使えます。
SOTOの2種類 価格差は?
この2つを現在の価格で比較すると
アミカス 5500円
ウインドマスター 7800円
ウインドマスター4本ゴトクセット 9800円
ウインドマスターに付属している3本ゴトクはお世辞にも良いとは言いにくいのでウインドマスターを選ぶ場合は4本ゴトクを追加で購入する方が多いと思いますのでゴトクセットでアミカスとの価格差は倍近くになります。
登山を始めた頃はいつまで続けるかわからない上に買い揃える物の多く、しがないサラリーマンにはかなりの負担になる出費なので安く済ませられる物は安くしたい。
初めて買ったバーナー アミカス
登山でのガスバーナーの絶対条件。
それは高所でも使える。
当たり前ですが当たり前ではないんです。
難しい事は抜きにしますが、標高の高いところでは平地のキャンプとは条件が大きく異なるため何でも使えるわけではありせん。
でも結論から言います。
夏山登山なら標高2860mのテント場でも
アミカスでOKなんです。
ただし、その時の気温、風や使用条件になどに左右される事もあるので絶対とは言い切れません荒天でなければ2860mのテント場では問題なく使用できました。
前述の通り、私が初めてテント泊をしたのは槍ヶ岳直下の殺生ヒュッテ(2860m)でのテント泊でした。ここよりも高い位置にあるテント場はそう数多くはありません。
高所使用時の注意点
しかし、高所ではバーナーの着火装置や電子ライターは機能しない事が多いので着火用に石を回して火花を飛ばすフリント式ライターは必携です。
ウインドマスターへの憧れ
登山を始めて数年が経ち「これ、登山続けるなー」って実感し始めた頃、ウインドマスターも買いました。
ただ、アミカスでは力不足というシュチュエーションに出くわしたからではなく、みんなの山道具的なものを見ていると、SOTOを使っている方の大半はウインドマスターなので、一度使ってみたいという興味から購入に至りました。
アミカスとウインドマスターの違いは何なのか?
①マイクロレギュレーター有無
マイクロレギュレーターとは気温が低い環境下でも安定してガスを送り出す機能の事で寒さに強いシステムの事です。ですので寒さに対する安定感はウインドマスターの方が勝っています。
②耐風性能
これは一応、『ウインドマスター』=「風を極める」というネーミングからも対風性が高いに決まっているんですが、風防無しでも炎が流れにくいと謳われています。ちなみにアミカスも同様の鉢状状のバーナーヘッドなので耐風構造です。
③ゴトク脱着可否
付属の3本ゴトクはコンパクトでも心もとないですが、別売りの4本ゴトクはしっかりしています。ヘビーユーザーはゴトクが壊れてバーナーを買い替える事もあるようでゴトクのみを交換できる「ウインドマスター」を愛用する方もいるみたいです。
改めて魅力的なアミカス
アミカスとウインドマスターの2つのバーナーを持っているわけですがここ最近は、アミカスの方が出動回数が多くなっています。
理由は
①コンパクト
②ゴトク一体型でゴトク脱着の手間がない
③調理しない
④妻から冬山禁止されている
①、まずサイズ感です。
極端な違いはありませんが、やはりアミカスは小ぶりです。
何か、この小ぶりが楽なんですよね(笑)
②、アミカスは短めですが4本ゴトクが付いています。
広げるだけですぐに使えます。
ウインドマスターマスターは別売の4本ゴトクをバーナートップに取り付けます。
ひと手間掛かる代わりにゴトクも長く、シッカリとした作りです。
③、テン泊でだんだんと食べ物がシンプルになってきました。コッヘルも湯沸かし専用になってきているのでアミカスの小さめゴトクでも十分です。鍋やフライパンなどで調理を楽しみたい方はウインドマスター(4本ゴトク)の方がいいと思います。
④妻から雪山は禁止しされているので3シーズン使用で高所でも気温0度かマイナス数度くらいなのでアミカスでも不自由なく使えています。4シーズン使いを想定されている方はウインドマスターの方がいいと思います。
お勧めアイテム
あと、付属部品でスタビライザーという、OD缶に付ける足があるんですが、途中で買い足したのですがこちらも必携になりました。バーナーにコッヘルを乗せている状況は重心が上なのでどうしても安定感に欠けます。
もし、バーナーが転倒したら引火や火傷など結構しゃれにならない惨事になるのでガス缶を安定させてくれるこのアイテムは本当におすすめです。軽いですし。
ガス缶サイズに応じてセットできるように3つの溝が付いています。
改めてよく見ると、これはなぜがSOTOではなくプリムスを買っています(-_-;)
バーナーも多数のメーカーから何種類も出ているので悩むと思いますが、冬山の予定はなくて低予算で押さえたい方は、初めの1つはアミカスをおすすめします。
数字に起こせば違いはありますが十分満足できるバーナーだと思います!!
バーナーの相方、クッカーの記事はこちら。