2023.9.23-26
6月に鳳凰三山と金峰山に登って次は白峰三山の縦走を最有力候補に
挙げていました。
見えた山に数珠つなぎ的に登るのが楽しくなっていたのと過去に登ったことがある山にもう一度登ってみてその頃の自分との違いを感じてみる事に興味があったから。
1カ月前の8月、家族で長野県に旅行に行ったのですが、旅行プランの中に立山黒部アルペンルートも入れていました。私自身、小学生の時に年に1回の家族旅行でアルペンルートに連れってもらった事があり、是非子供を連れて行き同じ”立山の石碑″の前で写真を撮りたかったのです(*‘∀‘)
その時に、室堂平を散策している時にチラッと見えたんですよ、剱が。( ゚Д゚)
その一目で一目惚れしてしまってすぐに山行計画を立てました。
運よく、仕事の勤務変更が重なるタイミングでたまたま5連休が取れたんです。
仕事柄、基本的に大型連休は無いので5連休でも奇跡のようなものです。
妻に話すと土日にも掛かってる5連休でしたが快くGOを出してくれました。ちょっと話すのにドキドキしましたが、本当に感謝です。
こんな感じで計画を立てました。
どの程度、計画通り進むでしょうか・・・。
金曜日仕事を終えて急いで帰宅、荷物の最終確認して家族で夕食を食べます。
いつでもどこでも寝られない山に不向きな私なので下手に無理に寝ようとはせず、いつも通り家族で団欒をしてから、みんなが寝静まってからの出発です。
夜中2:30予定より少し遅れて自宅を出発しひたすら高速道路を走ります。
この、山に向かう長距離の高速道路は体力と時間のロスはきついですが気分は最高なので好きな音楽を聞きながら至福のひと時です。
最近は一周回って?B‘zのヒットメドレーがお気に入りです。
90年代のヒットソングメドレーで昔に聞き過ぎているので何の引っ掛かりもなくスゥ~と耳に入ってくるんですよ。ほとんど歌えるし。
そんなこんなで走って走って夜が明けた頃、福井県の南条SA で人生初のアジフライを食べる。魚を意識し始める年頃です。
どんどん走って富山ICを下ります。
ココからは下道1時間くらい。
途中、「んん!?あれ!?何か見たことある・・・・」
「そうや、マツコの知らない世界でやってた!!」
変わり種のサンドウィッチが有名なお店です。
時間に余裕もないので帰りに寄ることにしました。
週末なので駐車場が空いてるか少し心配だったのですが橋を渡って左折した所の駐車場に停めることが出来ました。
残席数の看板が立っています。
良かった~、まだ席に余裕はありそうです。計画の出だしから躓くのはきついのでホッとしました。
駐車場から歩いて10分足らずで立山駅に着きました。
富山地方鉄道立山線の電車が走ってきました。
早速、切符を買いに行くと間もなく発車の便があるとの事。
ラッキー。
そこそこの人ですね。11:00発のケーブルカーに乗車しました。
ケーブルカーは7分で美女平に到着します。
美女平からは立山高原バスに乗り換えです。
美女平駅を後にします。
ここから約50分のバス移動です。
晴ていれば景色もいいと思いますがこの日は小雨が降り出してガスも出ているので途中見えるはずの称名滝も見れずでした。
山のグネグネ道が続くところもあるので車酔いし易い方は酔い止め等の対策をした方が良さそうです。私は前日から寝ずで来ているのでウトウトしている間に室堂に着きました。
ここまでで計画より1時間遅れですが、この日は雷鳥沢キャンプまでなので焦る必要はありません。
室堂は曇りです。
ここから雷鳥沢まで歩きます。
曇りから徐々に霧雨に変わってきました。
1カ月前の家族旅行で室堂に来た時にこの天気だったら今回の剱の計画は無かっただろうなぁ、とか考えながら歩きます。
下の方にキャンプ場が見えてきました。
結構、テントの数多い(-_-;)
まぁ、土曜日ですもんね。
13:30
霧雨の中、階段を下りてキャンプ場に到着です。
時折、雲の間から青空も見えます。
この日は、まだ雨が降りそうだったので雨が止んでいる間にテントを張ります。
そこそこ平らで雨水の流れ道にもならないであろう場所に無事設営完了です。
来るとき、アジフライを食べたSA で買った焼き鯖寿司(*´▽`*)
本当に美味しかったので帰りにお土産でも買って帰りました。
外は晴れたりパラパラ降ったりな感じです。
夕方、家族に安否の電話をして、36時間ぶりの睡眠です。
夜中、目が覚めたので今回から導入した温度計を見てみると2℃・・。
確かに寒い(-_-;)
この時の2℃は天気予報や体感から妥当な気温表示だったと思います。
湿度はちょっとあり得ないと思いますが・・。
この山行で初めてチャレンジしたことがあります。
それは、星の撮影です。
夜中、雨は止んでいたので外を見ると満点の星空でした。
写真を趣味にされている方から見れば全然ダメだと思いますが、初めて星を写せそうなカメラを買ってチャレンジしました。自分的には大満足です(*´▽`*)
星の撮影をするとテント泊での楽しみが一つ増えますね。
夜中、早朝凍えながらシャッターを切りました。つづく。