2022.7.7-8 テント泊
黒戸尾根ルートで甲斐駒ヶ岳に登りました。
甲斐駒は北沢峠から仙丈とセットで登ろうか悩みましたが、自分にはハードと思われる黒戸尾根にテントを担いでチャレンジしたくこのルートをチョイスしました。
私は登山アプリでログを取っていないのでデジカメ写真をログ目的で使ったりするので
今回は試しにデジカメの日時表示をONにして撮影してみました。ですが、後々知ったのですが日時表示をONにして撮った写真の日時表示は後から消せないようで、気に入った写真を拡大プリントする時に日付が消せないので仕方なくトリミングしましたが構図が変わってしまいちょっと残念(-_-;)今後は日付はOFFに戻しました。
5:49
尾白川渓谷入口 登山口です。
駐車場は車が数台停まっているだけでした。
平日とは言え夏山の甲斐駒の登山口なのに結構閑散としてます。
やはり、北沢峠からのルートを選ぶ方が大半なんでしょうね。
5:55
駒ヶ岳神社
5:58
吊り橋を渡ります。
5:59
いよいよ登山開始です。
初めは、ゆるやかで落ち葉でふかふかの道が続きます。
7:58
笹の平分岐 到着。コースタイム通りです。
7時間!!
まぁ、今日は七丈小屋までの予定なのでここから5時間程度で到着予定です。
9:50
クサリ場の刃渡りです。
正直、実際に行った感想としてはココはそれほど怖くなかったです。
雨で濡れていたりするとまた違ったんでしょうけどもっと後に高度感が怖いところがあったのでそちらが勝りますね。
10:09
この辺りから階段が多くなります。
この階段、写真の通り右には落ちたらダメで、且つ足元の木(樹脂製)の形状が板ではなくて丸太スタイルなんですわ。
だから、次の段を必死で掴みながら登りました(笑)
この連続する階段は急勾配のところに架かっているので足を滑らすとタダでは済まない場所なので結構緊張感がありました。
10:22
刀利天狗 到着です。
11:18
五合目、五合目小屋跡 到着です。
ここからでまた階段が見えているので一旦休憩しました。
初めに見えている木道の右側がこんな感じです↓↓
絶対に滑ってはいけな場所多数です。
2つ前の写真の奥の階段(ほぼハシゴ)を登り切った上から下を見るとこんな感じです↓↓
その後も気の抜けない階段があります。
この辺りで急に厚い雲が立ち込めて雷が鳴りだしました。
まもなく、一気に雨が降り出しました。(T_T)
正直、予想に反し高度感のある滑ってはいけな場所の連続でここで雨はキツかったです(T_T)
カメラをバッグに仕舞い半泣きで必死に登ったのでここから小屋までの写真はありません。
帰りに撮った写真を代わりに載せます。
ここから結構な雨が降ってる中でした。
橋を越えてすぐ登り階段です。
階段から来た橋を振り返ると↓↓
落ちたらまずいです。
この山行の数日前に、どれかのハシゴか階段から転落した女性がいたようでヘリでの救助があったみたいです。
後ろを振り返ってる構図です↓↓
結構、木の間隔が広いので靴がハマりこんだら足を取られる恐れ有です。
↑↑これを登り切って上から振り返ると↓↓
ここの濡れた岩のクサリ場のも痺れましたね、必死です。(; ・`д・´)
上から見たらこんな感じ↓↓
やっと小屋が見えてきました。(T_T)
13:15
七丈小屋到着です(T_T)
小屋に着いてしばらくしたら雨が上がってきました。
テン場は小屋からちょっと上がったところに2段にあります。
この日は私が1番乗りだったようです。
とりあえず、下の段を選びテントを張りました。
テン場はこんな感じです。翌日の撤収後に撮ったので日付は気にしないで下さい。
テントを張ってから手ぬぐいを買いに小屋まで下りました。
小屋からテント場まで5分くらいですかね。遠いと聞いていましたが実際行ってみると全然苦になるほどではありません。途中ハシゴありますが(笑)
水は出しっぱなしでした。
↑↑左端の黒戸てぬぐいを購入。めっちゃカッコいいのでおすすめです!
トイレです。
テン場からの景色はこんな感じです。鳳凰三山が目の前です。
オベリスクが見えてます。
後からソロの男性が2名女性が1名来られてこの日は4人だけでした。
この時に、私のテントのインナーが黄色に気付いて教えてくれたのが真ん中の方です。
この方、地元らしく
私「家の近くに素敵な山がいっぱいあって裏山しいですね」(*´▽`*)
真ん中の方「いやー、いいですけど、身近に常にあるとそれが普通になっちゃって」(*´▽`*)
私「裏山ー!」
真ん中の方「私は逆に地方の山の方がテンション上がりますよ。四国山地とか最高でした」
私「実は今年石鎚山に行こうと思ってるんです」(*´▽`*)
こんな感じで盛り上がりました。
真ん中の方は下山は北沢峠の方に下りるそうです。
左の方は、今日の登りでクタクタなのに同じ長い道を下りるが辛い(T_T)小屋泊でくればよかったって後悔されてました(笑)
この日、雨に降られながら必死に登った黒戸尾根は本当に印象深く良い経験でした。
天候が悪くなったなかでもテント装備で概ね予定通りに小屋にも着く事ができ少し自信にも繋がりました。
この日は夕方、鳳凰三山の方から雨雲が向かって来たので早めにご飯を食べて眠りにつきました。続く。