初めての富士山での様々な体験を通じて、「もっと山に登りたい」という思いから日本の標高ベスト5に登っておしまいにしよと考えました。
実は、富士登山は小学校からの友達N氏と一緒に登りました。
N氏も登山未経験、それどころ超インドアの筋金入りのゲーマーです。
日本の標高ベスト5への登山もノリの良いN氏も乗り気です。
ということで、翌年日本2位の標高の北岳に登る事になりました。
富士山とは違い当然日帰り登山を出来る体力もスキルもないので初めての山小屋泊を計画。
早朝、芦安駐車場からバスに乗って広河原に到着。
予報通り雨です。
初めて見る雪渓に大興奮!( ゚Д゚)( ゚Д゚)
へろへろになりながら昼過ぎになんとか肩の小屋に到着。
コロナ前だったので満員御礼の結構な鮨詰め状態。
( ゚Д゚)( ゚Д゚)・・。
初心者の我々には中々貴重(ハード)な経験でした。
外は雨なので翌朝までずっと鮨のまま過ごした良い思い出です。( ゚Д゚)( ゚Д゚)
翌朝は何とか雨は上がってくれました。
小屋で朝ごはんを食べていると外から歓声が聞こえる( ゚Д゚)?
急いでご飯を食べる私とN氏。
外に出てみるとご覧の光景。
N氏「ん?」( ゚Д゚)?
私 「あっ!!富士山やーーー!!」( ゚Д゚)!(
『なんかモヤモヤや~、晴れろ~』(/・ω・)/(/・ω・)/
人生初めての雲海。その上に浮かぶ富士山。
N氏が「ずっと見ていられる」とつぶやきました。
正にその通りで、2人で無になってこの絶景をしばらく眺めていました。
N氏とツーショットで記念写真を撮りたくて近くにいた女性にお願いしました。
写真を撮ってもらった後、この女性を交えて3人で雑談をしていると、この方も関西から来られているよう。
小屋での鮨詰め大変でしたねー的な話をしたところ何とこの方、
テント泊との事!!『スゲー!』( ゚Д゚)!( ゚Д゚)!
更にソロだとっ!!『カッケー!!』( ゚Д゚)!!( ゚Д゚)!!
しかも縦走!!!『ジュウソウ??』( ゚Д゚)??( ゚Д゚)??
縦走とは何かを教えてもらい『えーー、まだ行く!?』((;´・ω・)(;´・ω・)・・・。
昨日、小屋泊装備で肩の小屋まで登るだけでボロボロになった我々には驚愕でした。
この小柄な女性がかなり大きいザックを背負ってまだ行く!?
しかし、この女性との出会いがますます私が山にハマっていくきっかけとなります。
このあと、気持ちの良い晴天の下で北岳登頂し途中ブロッケン現象にも遭遇。
下山時も晴天が続いて最高の天空散歩を楽しみました。
広河原に着く直前にN氏に実家から電話が。
なにやら、登山に行った息子を心配して親父さんが掛けてきた模様。
傍で、電話のやり取りを聞きながら誰かと一緒に登る登山はこれで終わりにしようと決めたバス待ちの広河原でした。